小説の書き方の練習で二次創作はありなのかを解説

シナリオライター編

小説を書き始めた頃、なかなかオリジナルキャラが思い浮かばないときや、好きなキャラクターいて、その小説を書きたいと思うこともあるでしょう。

今回は二次創作に対しての解説をしていきたいと思います。

もちろん、二次創作でデビューはできない

当たり前ですが、二次創作では絶対にデビューはできません。

新人賞に送っても1次で必ず落ちるだけではなく、二次創作を送って来るという問題行動をしたことで、マークされる可能性もありますので、絶対に止めましょう。

小説投稿サイトで投稿はできますが、その小説が例え大人気になったとしても、そこからデビューになることはないでしょう。

もし、デビューするとなった際は、オリジナルの小説を書いてデビューすることになるでしょう。

また、カクヨムでの二次創作の規定では下記のように書かれています。

二次創作許諾作品の二次創作が行えるのは、1作品につき、許諾された1タイトル(シリーズ)のみで、複数の作品のキャラクターが登場するクロスオーバー等の内容は(許諾作品のキャラクター同士であっても)許諾の範囲外となります。 著しく原作の設定およびキャラクター性を損なう描写は許諾の範囲外となります。

つまり、複数の作品を混ぜた作品はNGということになります。

例えば、ルフィとナルトが戦うというような展開の二次創作はいけないということですね。

また、原作とキャラクター性が全然違うというのもアウトのようですね。

例えば、ルフィがものすごくエロいとか残虐なキャラクターとして描くことはNGとなります。

とにかく、二次創作はあくまで自分と読者間で楽しむだけで、それを使ってデビューの足掛かりにすることは難しいと言えるでしょう。

その際、同人誌はどうなのかという意見が出ると思います。

確かに同人誌で有名になった作家は数多くいらっしゃいます。

ですが、同人誌はあくまでグレーゾーンということを念頭に置いてください。

権利者が訴えていないから問題になっていないだけということを忘れないでください。

中には同人活動を禁止している作品もありますので、投稿サイトに投稿する際は予め、調べてからにするとよいでしょう。

また、この同人の文化は小説ではあまり見られない状況です。

小説家で二次創作から有名になったという人は聞かないので、やはりその筋でのデビューは難しいと言えるでしょう。

デビューを目指すのであれば、オリジナルを書くことをお勧めします。

二次創作は練習には最適

ただ、二次創作はキャラクターの描き方や世界観の表現の練習としてはかなり良いでしょう。

それはなぜかというと、「世界観とキャラクターがしっかりと作られている」からです。

オリジナル作品の場合、自分でキャラクターや世界観を作るので、ある意味「やりたい放題」です。

本来は作ったキャラクター設定書を見ながら書き進めるのがいいのですが、それをやる人はほとんどいません。

自分のキャラクターなので、自由に動かしてしまいます。

すると、ドンドンキャラクター性が変化していき、いわゆるキャラブレが起こっていきます。

ですが、二次創作の場合、元のキャラクターが存在するため、「このキャラクターはこんなセリフを言うだろうか?」「こんなとき、このキャラクターだったら、こんな行動をするはず」と、しっかりキャラクター性を踏まえながら書き進めるはずです。

この、しっかりキャラクター性を踏まえて書くというのは、本当に重要な能力です。

ここがしっかりとできるようになれば、オリジナルのキャラクターを作った際も、しっかりとそのキャラクター性を踏まえて書くことができるようになります。

これは世界観も同じで、その世界のことをしっかりと把握して、書くので世界観がブレることもありません。

例えば、ONE PIECEで飛行機やミサイルなどは出てきませんよね。

ちゃんと世界観を原作から拾ってきて、そこからズレないように書く必要があります。

この練習も二次創作でしっかりとやれば、オリジナル作品でも活かすことができるでしょう。

ただし、ここで注意点があります。

二次創作を書く際に、「適当」に書いてはいけません。

というより適当では練習になりません。

描写や台詞などに迷ったら、必ず「原作を確認する」ということを癖にしてください。

そうすることで、キャラクターの理解度も深まり、より深みのあるキャラクターを描くことができるようになります。

この迷ったら調べるということが習慣になれば、もちろん、オリジナル作品でも活きてきます。

プロの作家の中でも、ここが習慣になっていない方が多いです。

その場合、矛盾などが出てきてしまい、それが読者の熱を冷ますことに繋がります。

二次創作を書く際には、書いた後、原作者の「監修が入る」くらいの気持ちで書くとよいでしょう。

また、最近では漫画のノベル化も多くなってきています。

プロデビューした後、漫画のノベル化という仕事も来る可能性があります。

その際に、二次創作で練習しておくと必ずあなたのプラスになるはずです。

二次創作はあくまで、原作者の作品を「借りている」ということを忘れないでください。

その気持ちを絶対に忘れずに、誠心誠意を込めて書く必要があります。

二次創作は直接デビューに繋がることはありませんが、練習としてはいい効果が得られると思います。

私もゲームでコラボなどがある際には、コラボ先のキャラクターを描くときは細心の注意をしながらも、そのキャラクターの魅力を出せるように心がけています。

原作者の世界観を壊すことなく、魅力を引き出すというのは、ある意味オリジナル作品を書くよりも難しいと言えるでしょう。

もし、小説を書いていて行き詰っている、スランプなどに陥った場合、二次創作にチャレンジしてみるのもよいでしょう。

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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