【お勧め本】戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!

コラム/その他

創作活動をする中で、参考になった本を紹介させていただきます。

今回紹介するのは「戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!」です。

この本はマーケティングの本になります。
なので、創作には関係ないのではないかと思ったのではないでしょうか。
その気持ちはわかります。
おそらく、以前の自分もそう思ったと思います。

ですが、少しだけ話を聞いてください。

シナリオ教室に通っていた頃、講師の先生に言われたことで「シナリオを勉強するにあたって、シナリオだけを読むのではなく、色々な作品に触れてください」というのがありました。

当時、この言葉は「ドラマや映画だけじゃなくて、漫画や小説も読むことで創作の幅を広げろ」ということだと思っていました。
ですが、最近、さらに広い意味で言っていたのだと気づきました。

まさに、今回、何気なく読んだ「戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!」で気づくことができました。

最初に書きましたがこの本はマーケティングの本になります。
では、この本の中で何が創作に役に立ったのかを書いていきます。

それはズバリ「考え方」です。
これは「長編」の作品、特に連載をするにあたってとても為になる考え方が学べます。

この本ではコーヒーショップの会社が、他の競合する強力な会社とどう戦っていくかの考え方が書かれています。
そこで、この「会社」の部分を「作品」に置き換えて考えると、すごく為になります。

連載を持った、経験した人であれば常に悩まされるのは「人気」です。
人気が無くなってくると、「打ち切り」が迫ってきます。
会社でいう倒産ですね。
そこで、テコ入れという施策を入れることになります。

この「テコ入れ」の部分をどうやって入れるのか、というのが問題になります。
変なテコ入れをした場合は、逆効果になりかねません。
さらに人気が落ちていくでしょう。

では、どのようなテコ入れをするべきか。
それは、「その作品ならでは(持ち味)」を考えるべきです。

例えば、ガチガチのバトルが売りの作品なのに、人気がなくなってきたのでヒロインを大量に投入してハーレムものにしてしまうとどうでしょうか?
読者はあなたの、その作品にハーレム要素を望んでいたのでしょうか?
ここでは、より新たな設定を入れてバトルを深くしていくか、新たなライバルキャラを入れるなどのバトルに対してテコ入れを入れていくべきです。

つまり、作品作りも「マーケティング」の考えが応用できるというわけです。
ただ、適当に人気が出そうなものを入れるのではなく、戦略的に施策を行うことで高い効果が見込めます。

このような形で、視点を変えることでどんなジャンルでも創作の勉強になりえるということがわかりました。
この本は小説風にマーケティングの基礎の考え方や、成功例や失敗例などが書かれているので、とても読みやすいです。

ですが、シナリオを書き始めばかりの初級者や中級者であれば、先に読むべき本がたくさんあります。
作法本やシナリオ、漫画、小説の方で「ストーリー」に関しての勉強を先に進めることをお勧めします。

対象読者:上級者
お勧め度:☆☆☆

戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!【電子書籍】[ 永井孝尚 ]

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