小説 長編の書き方を解説

シナリオライター編
最近は小説家になろうやカクヨムなど、小説投稿サイトが活発化してきて、気軽に投稿する人も増えてきました。 また、その中でデビューする人も多数出てきて、書籍化を夢見て投稿するという人も日々、増えていっています。 小説投稿サイトは投稿の形式にルールがなく、自由に投稿できます。 つまり、新人賞の公募と違い、「完結していなくても」投稿できるというのが売りにもなっています。 ですが、逆に言うと何も考えずに投稿できてしまうということです。 そうなると「完結する」という経験が積めなくなってしまいます。 前置きが長くなりましたが、今回は長編小説の書き方を解説していきましょう。 この解説を読めば、「完結させる重要性」と「完結させる方法」が学べます。 最初に結論を書くと、完成させるコツは「プロット」「箱書き」を「ちゃんと作る」ことです。 それでは詳細を解説していきましょう。

完結させる重要性

「自分はなろうやカクヨムからデビューするから関係ない」と思う人がいるかもしれません。 確かに、デビューはできるかもしれません。 ですが、完結させることを意識せずに書いていると、徐々にストーリーの流れを全体的に見るということをしなくなってしまいます。 するとどうなるかというと、「行き当たりばったりの展開」ばかりになってしまいます。 ハラハラする展開になっていいじゃないかと思うかもしれませんが、1度や2度であればよいかもしれませんが、何度も使っていると、飽きられてしまいます。 そして、「作者はあまり考えてないな」と思われてしまいます。 また、全体を見通して書かないということは「伏線」を張らなくなるということです。 伏線がないと、全てが偶然に見えてしまい、「ご都合主義」と見られることになります。 逆に全体を見てストーリーを作っていけば、伏線を張るべき場所がわかり、的確に伏線を張れるようになります。 あと、全体の流れを見ないで書いていると、物語の波を上手く作れなくなり、さらに意味のないシーンが多くなっていきます。 つまりは「無くてもいいシーンばかり」になってしまいます。 無くてもいいシーンというのは、物語が進んでいないということですから、読んでいる方は「ダラダラしている」という感想になってしまいます。 なので、例え、なろうやカクヨムに投稿する場合でも、ストーリーを完結させる意識はもって書いてください。 ただ、これは別にその作品を終わらせろというわけではありません。 あくまで、一つの事件が起こり、それをしっかり解決させるという意味になります。 イメージ的には1巻、2巻と巻ごとにちゃんと話を完結させるようなイメージです。 小説は漫画と違い、読み返すのが大変です。 なので、1つの事件に数巻使うと、読者が最初の方を忘れてしまい、さらに読み返すこともしないことが多いので、やがては飽きて読むのを止めてしまうこともあるでしょう。 完結までイメージして書くということは、ストーリー全体の盛り上げ方もイメージすることになります。 それはストーリーの作り方にも影響してきます。 先の展開を考えずにダラダラと書くと、技術も落ちていくということもあると思いましょう。

完結までの流れを作るには

では、どのように完結までの流れを作っていけばいいのでしょうか。 それは簡単です。 プロットや箱書きを作ることです。 プロットや箱書きは物語の全体を簡潔に描くものですから、ストーリーの完結までの流れを作る必要があります。 つまり、完結まで考えないとプロットや箱書きが作れないということになるので、作るためには強制的に作ることになります。 なので、長編を書く際はプロット、もしくは箱書き、またはその両方を作ることをお勧めします。 プロットや箱書きはいわば、頭の中にあるストーリーを可視化するものになります。 可視化することで様々な問題点も見えてきます。 これを頭の中にイメージがあるからといって、プロットや箱書きを作らずに小説を書き進めていくと、想定外の問題点に気づき、そこを改修するのに大部分を書き直す必要も出てくるでしょう。 そう考えると、プロットや箱書きを作るというのは手間で時間がかかるように思うかもしれませんが、実際は安定して描き上げることができるという点で、結局は早かったりします。 まさしく、急がば回れですね。 もし、プロットや箱書きも作るのが難しいというのであれば、ショートショートから練習するといいでしょう。 その際、ショートショートを作る際でも、起承転結を意識するといいでしょう。 ショートショートを書き始める前に起、承、転、結をそれぞれ、1行でもいいので書いてから書き始めるとプロットの書き方の練習にもなります。 物語を完結させる力がつけば、それをシーンごとに活かすこともできるようになります。 つまり、1シーンの中にも起承転結になっているというわけです。 このような作りになっていれば、1シーン、1シーンが面白くなっていくということです。 そういう点で考えても、完結させるという能力は今のうちから磨いておくとよいでしょう。 それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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